今日の言葉
「みづからをしらん事をもとむるは、いけるもののさだむる心なり」
道元「正法眼蔵」 自分のことがわかっている、という状態を求める心は、命を持つものなら必ず起こるものである。 お気に入りブログ
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仕事から帰ってきて自分の疲れを癒すのは
とある妄想だったりする。 それは今までは読書に付随するものだったが、 最近は妄想それ自体が休息の時間になってもいる。 その妄想とは、自分ではない、他人になることである。 その時間では自分が持つ責任や義務から逃れることができる。 しばし他人の立場、考え方を楽しむ。 小説家だったり、学生だったり、童子だったりする。 どこか日本的山奥(長野だろうか?)とか、イスタンブールや、ファンタジー世界にいたりする。 そこで、しばらく幸せに過ごす。 自由を満喫し、夢を追いかけ、いつも誰かと一緒にいる。 人生はまあ苦しいかもしれないが、幸せにあふれているな、と思う。 しばらくすると、妄想は具体的になっていく。 だんだんと、失敗をしたり、義務をおったりしてくる。 締め切りに追われたり、家事がめんどくさかったり、 (その世界で)関わった人たちの人生を見て、嫌な気分になることもある。 そうすると、本来の自分をうらやむことにしている。 定職について、そこそこ給料を得て、 なにやら夢想する自分をうらやむ。 そうすると、自分に返ってくる。 次にすべきことは? 仕事のための勉強だったり、訓練だったり、 あるいは家事だったりする。 そんな程度の元気は回復する。 妄想、あるいは、寝る前に見る夢。
by gavriel
| 2008-06-14 22:05
| 日々のつれづれ
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